しろたんぽぽ野外食堂 とは
しろたんぽぽ野外食堂は、キリスト教の純福音東京教会が行う働きの1つで、地域の住民と野外で食事と礼拝を分かち合い、共に時間を過ごす取り組みです。
毎週土曜日の午前11時30分から、教会の近隣(当面の間、毎週場所が変わります)で行っています。
どのような境遇の方にも、分け隔てなく参加して頂けるようにするため、費用は無料としております。
しろたんぽぽ野外食堂 設立の背景
新型コロナウイルスの感染拡大は、健康被害や医療ひっ迫だけに留まらず、経済的な影響や人と人の繋がりの断絶など、様々な問題を引き起こしました。
とりわけ、純福音東京教会がある新宿地区の状況は深刻で、路上居住者や失業者の増加はもとより、収入が減少した健康な若者、社会から断絶され孤立した一人暮らしの高齢者など、家族や行政、民間の慈善団体の支援が届きずらい様々な困難を抱える人が増加しています。
このような現状に対して、純福音東京教会は、イエス・キリストの愛を分け隔てなく分かち合う使命を全うするため、教会が地域に出ていき、食事を振る舞い、共に時間を過ごし、御言葉を分かち合います。
名前の由来とその意味に込められた願い
”たんぽぽ” は、英語では ”ダンディライオン” と言い、コンクリートの間からでも成長し、踏まれても起き上がる力強い印象がある一方で、食用にもなり、根は薬用としても用いられる献身的な花でもあります。また、種を風に乗せて遠くの地に飛ばし、美しい花を咲かせます。
そして、“白たんぽぽ” は花言葉として、「私を見つめて、私を見つけて」という意味があります。
たんぽぽのこのような生態と白たんぽぽの花言葉のように、私たちが力強く、そして献身的に、何よりも美しく福音の種を撒いていくことができるように、“しろたんぽぽ” を名前に取り入れました。
この名前の由来通りの思いを持って、この名前に恥じない活動をしていくことができるように、精進して参ります。